映画が生まれて以来、自動車は常に映画の中に存在しています。パトカーチェイスから家族でのドライブ旅行まで、20世紀を舞台にしたあらゆる映画に自動車が登場します。
サウンドアーティストにとって良い車の音を作ることは、観客を映画の物語から逸らさないようにするための重要な任務です。適切な音響成分を使わずに車の効果音を作ってしまうと、編集の際にで大きく時間を浪費してしまうどころか、果ては観客の集中力が途切れる原因になってしまいます。
ハイクオリティな車のサウンドエフェクトをお探しなら、アカデミー賞を含め数多くの賞の受賞歴を誇るサウンドエディターMark Mangini氏（アラジン、ブレードランナー2049）とRichard L. Anderson（ライオンキング、スターウォーズ）の作品からキュレーションされた、最新のライブラリ「Odyssey Collection: Vehicles」をチェックしてみてください。
ベーシック版では映画やテレビでよく耳にする乗り物の中から25種類以上の乗り物を収録、フルバージョンでは250台以上の車の効果音、機械音、衝突音、警報音などをマルチトラックで収録しています。
「Odyssey Collection: Vehicles」ライブラリを制作している時、Motoring Researchによって作成された、映画の中で最も登場回数の多い車種のリストという、興味深いリストを見つけました。
それを基に以下のリストをまとめてみました。リストの中には、クラウンビクトリアのパトカー、シボレーカメロのマッスルカー、フォード エコノラインのちょっと変わった監視バンなどが含まれています。
『デスペラード』『ボディーガード』など300本の映画に登場。
『デンジャラス・ラン』『ミスト』『運命の女』など307本の映画に登場。
『人生はノー・リターン』『あるスキャンダルの覚え書き』など312本の映画に登場。
『トランスフォーマー』『ワイルド・スピード X2』など319本の映画に登場。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』『ボーン・アイデンディティ』など401本の映画に登場。
『エネミー・オブ・アメリカ』『ハロウィン6 最後の戦い』など442本の映画に登場。
『セブン』『ハートブルー』など486本の映画に登場。
『ジーパーズ・クリーパーズ』『サタデーナイトフィーバー』など510本の映画に登場。
『96時間/レクイエム』『7つの贈り物』など755本の映画に登場。
『デス・レース』『60セカンズ』など809本の映画に登場。
「The Odyssey Collection: Vehicles」はライブラリ単体でのご購入も頂けますが、PSEで最も人気のある以下のバンドルにも同梱されています（バンドル名をクリックすると詳細ページへ）
もしこのライブラリ、または上記のバンドルにご興味がありましたら、PSE日本語担当までメールでご連絡ください。お待ちしています！
（この記事は、Pro Sound Effects英語版ブログの記事を日本語化したものです。元記事はこちら）